最後に迷子になったのは、たしか小学校5年生のときだったでしょうか。泣きました。
こんばんは、ぶっくはっかーです。
親に見つけてもらえた時は、ああよかった点は私を見捨ててはいなかったのだ、なんてあんしんしたものですが。
唐突ですが、この世界には、運命というものは存在するのでしょうか?
あるいは、すべての出来事はあらかじめ決定されているのかそうでないのか。
究極的にはどちらともいえます。
これに関してはまた別の機会に譲るとしまして、今回のお話はそんな「もしも」を扱ったお話。
つまり、時空をテーマにしたお話になります。
もしもあのとき―。
―彼女が死ななかったら。
そういうテーマのお話です。
「化物語」シリーズをお読みになってない方にとっては、まったくもって意味不明な一品に仕上がっています。
物語や人物等の設定に関するせつめいは、その一切が省略され、それゆえ非常にテンポのいい物語展開になっています。
相変わらず、地の文よりも会話文が圧倒的におおいページが盛りだくさんです。
そこで好き嫌いが分かれるのでしょうが、個人的にはその掛け合いによってキャラクター像を自分で主観的にとらえることができる体験ができるのが非常に面白い。
西尾維新先生の作品というのは、ほかの人にはない要素がいくつもあります。
普通だったら寒い作品になりそうな内容でも彼の手にかかるとなぜかベストセラーになる。
彼の話は、基本的に簡単に要約できるけれど、要約しちゃうとまったく面白くない代物に成り下がる。
だから本来的に書評の対象にするのが困難な作品が多いです。
西尾維新の話に触れたことがない人は、サブカルチャーの第一線付近にいる人物の一人ですのでお読みになられることをおすすめします。


