ヤバいと言えば、そういえば先月のガスの使用料金まだ払いこんでなかったことを思い出しました。
ども、ぶっくはっかーです。
今回の記事は、ビジネスマン、経営者、ベンチャーやってる人、メディア関連、のひとにお勧めです。
あと、子育て関連の内容もありますんで、主婦はじめとした親御さんにもお勧めです。
ちなみに、実質経済学の本ではなくその手法を応用してる本なので、投資を念頭に置いてる人は肩透かしを食らう内容かもしれないです。あしからず。
さて最近グローバル化が叫ばれて久しいですが、小泉さんが総理大臣をやって以降、世の中も非常に大きく変わりました。ご周知のことと存じます。
それにつられてかどうかはわかりかねますけれども、昔の日本では考えられないような思考で、一人一人が行動するようになりました。昔の日本人は地域社会に縛られ、良くも悪くも世間体を気にしたもんですが今の日本人はそういったものから良くも悪くも解放され、自由になりました。
それに伴って、変な行動に走る人が増えたのも非常に残念でなりませんね。
たとえば、さいきんでいえばホメなんたらとか。
もともと、ホメオパシーっていうのはそんなに悪いもんじゃなかったはずなんですけど、「金になりそうだ」って目を付けた連中が悪い奴だった。そして、さらに悪いことにそれにのめりこむ教養のない人が世の中には非常にたくさんいた。そういう人たちが集まりに集まって、新しい新興宗教が誕生したようだった。
じゃぁなんだって、人間がそういう非合理的な動きに走るんだ?ホメオパシー普及とグローバル化における共通の利点って何なんだろうね?
・・・そんな突拍子もない問題を、あれこれ考えて世の中を違う側面から見ることができたらとても楽しい人生がおくれそうだと、妙な確信を持たせてくれた本が今回のレビュー本です。
実は、この本の作者はアメリカ人で、日本人ではないのです。しかも、この本は結構前に出版された本でもあります。
だからもちろん、ホメオパシーは日本の出来事だし、最近の出来ことでもあるからこの本にはさっき述べたような「ホメオパシー普及とグローバル化の進展における共通利点」のような話は実際には掲載されていないんですあしからず。
掲載されていないですが、二人の筆者にそう言ったことをやらせれば非常に面白い答えが返ってくると思いますね。どんな斜め上の回答が来るだろうと想像するだけでもわくわく。
この本が取り上げている課題には次のようなものがあります。
- 銃とプール、危ないのはどっち?
- 相撲の力士は八百長してるんでしょ?
- 学校の先生のインチキとは?
- お金儲けしてるはずのヤクの売人がママと住んでいるのはなぜか?
- 出会い系サイトの自己紹介ってうそじゃね?
などなど。
これらは、表紙の折り返しの部分でも紹介されてて、本の中身でも非常に面白い部分でした。
これらの問題を、経済学によく用いられる統計の手法をメインとして、世の中のインセンティヴがどう効くかを端的に示していく。インセンティブというのは、ここでは誘因つまりひとが動こうとする欲望を表しているようです。
ちなみに、相撲レスラーの八百長は彼の巧みな統計処理によってばっちり暴かれていいたりします。相撲力士が八百長?なんで?と思いましたが、読んでみると力士がどんなときに八百長するのかは、この本を読んでみると非常に納得がいきました。
おそらく、週刊誌があーだこーだ言っているのは一部にすぎないんでしょうね。
この本がほんとうにすごいのは、インセンティブの推察を足掛かりとして、統計術の手腕によって目には見えないけど現実には存在するの誰かの意思や意図をあぶり出すいくつもの方法を持っていて、それを巧みに使いこなしている点ですね。
たとえば、一回や二回インチキをした、あるいはインチキをしようとある人物が思っていたところで、その意図を「じゃぁ、実際に証明しろ」と言われたって無理です。
しかし、それが一回や二回ではなく、数百、数千、数万回に及んでいるその人の行動を統計処理してみれば?答えは明白ですよね。その人が、インチキをしているのではないかという、推測を裏付けるようなデータがいくつも浮かび上がってくる。
そのためには、きちんとした着眼点が必要なわけですけど普通はなかなかそれが出来ない。
そして、まず普通の人にはなぜその人がインチキをしようと考えるのかという、そのインセンティブがわりと見えない。
本の中で、著者は「アメリカで青少年犯罪が減ったのは、中絶が合法化されたから」だとしてます。
アメリカにおいて、妊娠して中絶が必要になる人たちは教養がなく、経済的に貧しい人たちが圧倒的に多いのでそういった人たちの子供たちは、"青少年"と言われる年齢になるまでに、何らかの犯罪を犯す確率が多いんだそうです。
要するに身も蓋もない言い方をすれば、「犯罪者になる確率が半分以上ある人間を、殺すことが合法化されたから」らしい。
しかし、社会通念上こんな考え方は主流になりえません。
なぜか?
こうした考え方をすることに不快感を覚える人が世の中には多いからです。
おもには
「生まれてくる子供たちに罪は無い!!
悪いのはセーフティーネットがしっかりしていないことだ。
社会が悪い!!!」
っという論調になるんではないでしょうか?
それも真実ですが、実際にはセーフティーネットを整備するためには非常にお金がかかるというのも事実です。
もっといえば、人間欲が出てくるとケチれるところはケチりたくなるものです。たとえば、税金とか。
最近では、どんな企業だって税金対策をしてる人間が一人くらいいるもんでしょう。
個人でだって、そういう工夫をするひとは年々増えているでしょう。
悪いのは社会かもしれませんが、その社会を構成する個々人のそれぞれの行動なのかもしれません。セーフティネットがどうのこうの言ってる人には、スーパーで半額の特売品に手が伸びるひとが多いイメージを持ってます。
だったら、個々人で対応してしまうのが最も効率的なんでしょう。実は。
ようするにやっぱり、中絶を解禁したほうが世間からは犯罪者が少なくなるのです。
この筆者の発想は、織田信長とか、最近で言えばホリエモンとかそういった人たちの思想に近いものがあると思います。
つまり「"人間心理として認められない"原因を、きちんと見抜く」発想です。
無機質な発想といってもいいかもしれません。
人情とか、信念とかそういった精神論てきなものは一切合財取っ払って物を考えるという発想ができるかどうか、という事だと思います。
最近では、「人を物としてしかみていない」っていう事を発言している方もいますが、経営者的な発想からその発言を見た時にはその答えはきっと「何を今更」です。
トップに立つ人は、スベカラクそういう残虐無比な思考回路がどっかに必要になってきます。
織田信長は、当時の正々堂々という概念を見事にブチ壊してのし上がりましたし、ホリエモンは実質的にはフジテレビの乗っ取りを画策して売名に成功しました。
べつに、こうした発想をほめるつもりもないし、むしろほめられたもんじゃないと思います。
しかし、だからといってこうした発想を自分のモノにしないのは愚かです。
闇の魔術に対抗するには、自らがより深くその闇の魔術を理解していなければならないと、どっかの本でも言ってたと思います。
そういった意味でも、この無機質な思考、発想は非常に学ぶべき価値があると思います。
この発想は、あくまで道具であり使う使わないはあなたの判断なのですから。
統計の使い方も非常に参考になる一冊ですので、ブラック企業に勤めてらっしゃって反逆ののろしを上げる機会をうかがってらっしゃる人はもちろん、大企業の社長やベンチャー企業なんかをなさってる人にとってもお勧めの一冊。
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人を人と思わない発想なんてくだらないですけれども、そういう視点で見れば小泉改革ってどんなものなったんかもよくわかるかもしれませんわよ奥さん。小泉さんの郵政改革のインセンティブってなんだったんでしょうか?
それから、じつは「完璧な子育てとは」って言う内容もあったりします。
もちろん統計からみたものですので、個人差を考えると完璧ではないと思います(笑)が、子育てに対する指針は見えるかもしれません。結構お勧めです。
世の中に対する新しい見方を身につける、その最初の一歩を踏み出す本としては非常に良著でした。
そして、なにやら続編もあるらしい。しらんかった。
よし、おれっちは買うぜ。
ついでにリンクはっとくのでよかったら同時購入とかどうぞ。
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「え?どこが違うのん?」って一瞬なった人はその場で挙手。
ノ
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インセンティヴがどう効くかを端的に示している
インセンティブという言葉の意味がすごくよく分かった

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