ツイッターもまだそれほど流行ってはいなかったし、フェイスブックがそれほどシェアを確立してもいなかった頃のおはなし。
今晩は。ぶっくはっかーです。
先日のレビューの中で申し上げた通り、今日はクラウドに関する本です。
この本は次の問いから始まります。
「クラウド・コンピューティングはバズワードなのか?」
この問いの答えは、終盤にこの本の中で語られています。
まず最初にクラウドコンピューティング、あるいはクラウドという技術を初めて耳にされる方もいらっしゃるかもしれないので簡単に説明をさせていただきたいと思います。
クラウドというのはもともと英語の「雲」を意味する単語が由来となっています。
インターネットをはじめとしたさまざまなネットワークサービスの充実と爆発的な端末の普及に伴って、コンピュータがデータをネットワークを介して外部に保存する機会が増えました。
そうしてデータを保存する場所となったデータサーバなどを、あたかも雲であるかのようにみたててこのように命名がされたわけです。
簡単にいえば、クラウドというのはデータをネットワークを介して外部に保存しておき、共有することを可能にする技術ともいえます。
この本が執筆されたのは、かなり昔の話というわけでもなく2009年の7月でした。
しかし、この本を読んでの印象として現在の状況はこの本が執筆されたころの状況から激変しているなという感じです。
おれっち達が受けるサービス自体に大きな違いはないかもしれませんが、しかし、クラウド化されたサービスは2009年時よりもはるかに世間に非常に浸透しているように思います。
最近で言えば、グリーやmixiなどのコンテンツも一種のクラウドサービスで、これらは非常に話題にもなりました。
正直、やってみて面白さがさっぱり分からなかったのですが、面白いと思った人にたいして有料のコンテンツを提供することによってこれらの企業は莫大な売り上げを出しています。
このあたりのビジネスモデルは、堀江貴文氏が書いた拝金にも出てきました。
収益性という面からみれば、これほど優れたビジネスモデルもないでしょう。
一方で知識貧困階級を狙い撃ちにした、一種の貧困ビジネスである点も否めず、社会的正義や社会全体としてみた時の貢献度としてはこれらの会社のビジネスの評価は非常に低いと言わざるをえません。
しかし、こうしたサービスを支えている技術はヒトとヒトをつなげ、社会の情報共有をより円滑なものにするだけでなく、情報の活用をより簡単にし、直感的に自分の情報を管理することを手助けしてくれています。
最近はGmailをつかうひともだいぶん増えたと思いますが、あれも一種のクラウドサービスです。ユーザーはメールデータを自分のコンピュータにダウンロードすることなく、自分のメールを全て管理することが可能です。それだけではなく、インターネットの環境さえあれば、自分のデータにどのような場所からでもすぐにアクセスして、メールを送受信することが可能になったのです。
現在googleが推進しているサービスのほとんどは、こうしたクラウド化されたサービスであったり、あるいはクラウドコンピューティングを前提としたシステムであったりします。
こうしたクラウド化は急速に普及しており、これに危機感を覚えたマイクロソフトがどのような対応をしたのか、そしてまた何故、危機感を覚えるにいたったのかという事がこの本の中には書かれています。
また、twitterなどを使えば、より手軽に情報を発信できるようになっただけでなく、それを通じてさまざまな人とより手軽につながることができるようになりました。情報の受信も簡単ですし、なにより、自分が受け取ったタイムラインはクラウド化されているのでインターネットから簡単に読み返すことができます。
そうした、現在大きなシェアを作り出しているインターネットのサービスにおいて、それらのサービスを支えている技術とは何でしょうか?
そうした技術を支えているのは、どういった企業なのでしょうか?
実は、ネットの書籍販売でおなじみのアマゾンがそのサービスで大きな役割を果たしているのです。
なぜそのようになったのか。
気になる人は、一読してみることをお勧めします。
一年前の内容とはいえ、今現在でも十分に通用する内容です。
新規にクラウドのサービスを立ち上げようという野望のある人は是非一読しておくといいのではないでしょうか。クラウドサービスをクリエイトする上で重要なのがどういった点なのかが見えてくると思います。
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以前に比べれば、クラウドコンピューティングというワードもだいぶん使い古された気がしますが、それでもまだまだ現役な概念です。
これからの情報化された社会を、情報をうまく扱いながら生きていこうとするのであればこれらの技術をどういった仕組みが支えているのかその構造を知っておくのは非常に有意義なことだと思います。


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