麻雀では流れ論者です。
流れってあるよね~とかいいながら、変なところを切ります。意外と放銃しません。
こんちは、ぶっくはっかーです。
こんかい書評を書く本は、麻雀に興味がない人、または麻雀は理詰めでやるべきものだと思っている方にとっては非常につまらないものだと思います。
その本の名前は、[超感性の日々!!牌の音]。
この本は、絶版してしまって今や入手することができないみたいです。
皆さんが買えないものをレビューする意味があるのかなと思いましたが、折角読んだので。
この本は、以前にも書いたことがある雀鬼流の教祖である桜井会長の行動をマンガにしたものです。
しかしながら、会長の超人度合いが半端ないです。
発言の一つ一つもかなり宗教めいているというか、かなり論理的に説明ができない様なものだったりします。
そもそも、雀鬼流自体が直感で麻雀を打つんだ!!的な感じらしいので、ある意味納得なのですがしかし、理屈で理解することは到底できない内容です。
マンガなので、あるていどは現実から乖離していても別に不思議ではないのですが、結構現実から乖離してます。
たとえば、会長は写真を見ただけでその人間の弱点がどこなのかを大体あたりを付けることができるという特殊能力を持っておられるようです。
さらに、麻雀には流れやリズムの奥には見えない"拍子"が存在するといい、会長はそれをずらすことができると言います。
まさに、なんのこっちゃ、です。
しかし、これって見方によっては非常に勉強になります。
まず、桜井章一という人間が基本的には凄く頭がいい上に、裏麻雀で生きてきただけあってサマの技術も飛びぬけて凄い筈だという事を前提としてこの漫画を読むと、会長の超人的な強さや不可解なほどの勝率にもある程度の説明を与えることができます。
そして、それらの根源になっているのは、もちろん手先の器用さもさることながら、場全体に存在する既存の情報から、今後の展開を予測するだけの論理的思考能力と、たぐいまれな人間観察力によるものだろうということもなんとなくわかりました。
正直に言って、彼の教えてくれる通りに麻雀をやっても普通の人間にはそれを実現するだけのスペックが足りないのでまず習得すること自体が出来ない可能性が大いにあるかと思います。
それはいろんな自己啓発本を読んだところで、その手法が活用できないという点でも一緒です。
結局理解してもそれが実現できないというのは、それを実現するためのスペックが足りてないという事にほかなりません。
最大MPが5しかないのに、魔道書を読んで必要MP65の技を習得してもそれが使えないのと一緒です。
となれば、MPをなんとかして増やす必要があるわけです。
そのMPの殖やし方について、この本からいくつか学ぶことができるかと思います。
この本に書いてあることは、結構ブラック企業の研修とかみたいなところがあるので、今の世間一般にはなかなか受け入れられない内容だろうなと思います。しかし、まぁまぁ学べることもあります。ほとんどオカルトですけど。
一歩間違えば、本当にカルトなんですが、しかし結構的を得ているからやめられない雀鬼流。
論理的判断が十分にできる自身のある人が、あえてこの本を読んでみて書いてあることを論理的に結んでいくという読み方をすればわりと楽しめる一冊だと思います。
よかったらブックオフとか、オークションで探してみて下さい。

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